歯磨きが心臓病・糖尿病を予防する!?
- 14 時間前
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口の中の状態が、全身の健康に影響してるって聞いたら、少し驚きませんか?
しかし最近の研究では、口腔内の環境と全身の健康がかなり深くつながっていることがわかってきました。
口の中は菌の楽園
口の中には700種類以上の細菌が住んでいて、健康な状態では善玉菌と悪玉菌がうまく共存しています。
でも。歯みがきが不十分だったり糖分をとりすぎたりすると、このバランスが崩れて歯周病になります。
歯周病って、歯茎が腫れるだけの話じゃなくて、口の中で慢性的な炎症が続いている状態なんですね。
そしてその炎症が、血流に乗って全身へ広がっていく——これが問題の出発点です。
炎症が血管に流れていく
歯周病による炎症が起きると、口の中から炎症性のサイトカインや細菌の一部が血流に入り込むことがあります。
すると血管の内側がダメージを受け、動脈硬化のリスクが上がるとされています。
実際、歯周病の人は心疾患を発症しやすいという疫学的なデータが複数報告されています。
糖尿病との関係もかなり注目されています。歯周病による慢性炎症はインスリンの効きを悪くする方向に働くため、血糖コントロールが難しくなりやすい。
しかも糖尿病があると歯周病が悪化しやすいという逆の関係もあって、お互いが悪化しあう「負のループ」が起きることもあるんです。
血圧とも関係している
少し意外なのが、血圧との関係です。口の中にいる一部の細菌は、野菜などに含まれる硝酸塩を亜硝酸塩に変換する働きを持っています。
この亜硝酸塩が体内で一酸化窒素(NO)になり、血管を広げて血圧を下げる方向に作用します。
ですが、口腔内の菌のバランスが崩れると、このNO産生がうまく機能しなくなって、血圧の調節にも影響が出る可能性があるんです。
マウスウォッシュの使いすぎが血圧に悪影響という研究もあって、なかなか奥が深いですね。
まとめ
炎症性物質が血流に乗って全身へ → 動脈硬化・糖尿病リスク上昇
口腔細菌が直接血管に侵入 → 心内膜炎などの原因に
口腔細菌が一酸化窒素の産生に関与 → 血圧調節に影響
歯みがきやフロスって、「虫歯にならないため」だけじゃなくて、全身の炎症リスクを下げる効果もあるんです。
毎日数分のケアが、心臓や血管、血糖値にまで影響するかもしれない——そう思うと、今までより丁寧に歯磨きをする気になりませんか?



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