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帯状疱疹ワクチンが、認知症リスクを下げるかもしれない

  • 14 時間前
  • 読了時間: 2分



「ワクチン=感染症を防ぐもの」というイメージがあると思いますが、ちょっと驚くような研究結果が出てきました。

帯状疱疹(ヘルペスウイルスが引き起こす皮膚の病気)のワクチンを打つと、認知症のリスクが下がるかもしれないーというのです。



帯状疱疹とは

帯状疱疹は、子どもの頃に水ぼうそうにかかったあと、ウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が神経節に潜み続け、免疫が落ちたときに再活性化して起きる病気です。

皮膚に痛みを伴う発疹が出て、高齢になるほど発症しやすい。日本でも50歳以上に接種が推奨されているワクチンがあります。



ワクチンで認知症リスクが下がる?

この研究では、帯状疱疹ワクチンを接種した人はそうでない人に比べて、その後の認知症発症リスクが約20%低かったという結果が出ました。

しかもこの研究、帯状疱疹ワクチンの接種資格が「生年月日で区切られた」という制度的な偶然を利用していて、ワクチン接種の有無以外の条件がほぼ揃った比較ができた、かなり信頼性の高いデザインになっています。



なぜウイルスが脳に影響するのか?

ヘルペスウイルスは、神経に潜り込む性質があって、再活性化すると神経系に炎症を起こします。これが積み重なると、アルツハイマー型認知症に特徴的なアミロイドβの蓄積を促したり、神経細胞そのものにダメージを与えたりする可能性が研究者の間で議論されています。

ウイルスと認知症の関係は以前から仮説としてあったのですが、このワクチン研究はそれを間接的に支持するひとつの証拠になっています。



まだわからないことも多い

ただ、「ワクチンを打てば認知症にならない」と断言できる段階ではまだありません。

メカニズムの詳細はまだ解明途中だし、ほかの要因が影響している可能性も否定できない。

現時点では「興味深い関連が見えてきた」というフェーズで、今後のさらなる研究が待たれます。



帯状疱疹ワクチンは、もともと皮膚の痛みを防ぐためのものでした。でも「脳を守ることにもつながるかもしれない」となると、接種の意味がちょっと広がりますよね。

50代以上の方は、かかりつけ医に一度相談してみると良いでしょう。

 
 
 

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