METHOD
近年、病気の治療から美容分野に至るまで、「再生医療」という言葉を目にする機会が増えてきました。 再生医療とは、私たちの細胞が持つ再生能力を活かし、損傷した組織や失われた機能を回復させることを目的とした医療技術です。 また、これまで治療が難しいとされてきた疾患やケガへの新たな治療法としての応用が期待されており、現在も研究・開発が進められています。
メカニズム
幹細胞が、失われた機能をよみがえらせて治癒を促すメカニズムとして、以下の3つの仕組みがポイントになります。
損傷部位を見つけ出し、修復する - ホーミング効果(Homing)
投与された幹細胞が、血管やリンパ管などを移動し、損傷部位を自ら探し出してそこへ集積し、修復・再生を促します。
近隣箇所の修復を助ける - パラクライン効果(Paracrine)
幹細胞から放出された成長因子などが、近隣の損傷部位を修復します。成長因子によるさまざまな再生修復作用が期待できます。
離れた部位を修復する - エンドクライン効果(Endocrine)
直接投与では到達できない部位でも、肺などに吸着した幹細胞が成長因子などを放出し、損傷部位に働きかけます。
費用
(点滴投与)
初診:5,500円
脂肪採取+細胞培養:220,000円
幹細胞点滴投与1回目:1,980,000円
幹細胞点滴投与1回目:1,650,000円
詳しくはお問い合わせください。
幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養する際に生み出される上澄み液です。数100種類の成長因子や有益なたんぱく質(サイトカイン)、エクソソームが含まれ、細胞の機能回復に大切な役割を果たします。
メカニズム
再生医療における「幹細胞培養上清液療法」は、安全性が確認された高品質な日本国内製造の幹細胞培養上清液を用い、様々な症状の改善・修復を目指す治療を提供しています。
「幹細胞培養上清液療法」に期待される効果には、何百種類もの成長因子や幹細胞が分泌した500種類以上のタンパク質が含まれており、その中にはサイトカインと呼ばれる細胞活性のカギとなる情報伝達物質(生理活性物質)が豊富に含まれています。これらの成分が体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に寄与することが期待されています。
生理活性物質 期待される効果
VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
発毛、育毛、ゴースト血管(血液が流れなくなった血管)の抑制など
IGF(インシュリン様成長因子)
皮膚再生、シワの改善、皮膚の張り・弾力の改善など
PDGF(血小板由来成長因子)
細胞分裂の促進、損傷組織の増殖・再生など
EGF(上皮成長因子)
表皮代謝、シミ、くすみ、シワの改善など
TGF-β/TGF-α(トランスフォーミング成長因子)
抗炎症、細胞の増殖促進、皮膚・皮下組織の損傷回復など
HGF(肝細胞増殖因子)
組織の再生・活性化など
KGF(ケラチノサイト成長因子)
発毛、育毛など
費用
(点滴投与)
初診(カウンセリング約30分)5,500円
1バイアル〜 ¥55,000〜(※投与量によります)
手技料 11,000円
詳しくはお問い合わせください。
